2016.02.17飛ばないヤマトを見た日。
こんにちわ、銚子店の小林です!
それは先日の事、つめたーい雨の中でのことでした。
「佐原駅~銚子駅間にSLが来る」というイベントがあり、たまたま休みと合ったので、行ってみることにしました。
するとどうでしょう、寒いから誰も来ないだろうとすら思っていたものの、すでに活気に満ちている笹川駅! 我が地元笹川駅!! などと油断していれば、容赦なくチクリチクリと迫り来る雨。
1秒たりとも気が抜けないこの状況の中……ついにSLが来た!
正直、駅前の出店だけが目当てでしたが、いざ彼の雄姿を目の当たりにすると、なんだか心の底からこみ上げてくるものがあるのです。
SLは、ここでは25分ほど停車しました。その間、地元の青年団と思われる人たちが、纏を回したり、笛を吹いたり、まるで祭りのような。
僕は、寒さに負けておしるこ飲んでましたが、そんな事はいいんです。
そうこうしてるうちに、SLは次なる地へ旅立つ時間となりました。
僕は、彼を見送ろうとホーム近くに身をよせると、なんと車掌さんが、見送る僕らに手をふっていたのが見えたんですよ!
しかも、よく見ると全車両の車掌さんが、手をふっているんです!
さらによく見ると、乗客の知らない皆さんも手をふっているんです!
気がつけば、見送るこちら側も、皆さん手をふっていた。
なんだ……この一体感はなんなんだ……。まるで宇宙戦艦ヤマトじゃないかっ!!!!
「かならーずここへー 帰ってくるとー 手をふーるー人にー 笑顔ぉーでこぉーたぁーえぇぇぇー」っていう、あれです。
涙こそ出ないものの、その場所には確かに”感動”があったのでした。